ブルーベリーは株元から数本の枝が発生しブッシュ状になります。
数年間そのままの状態で放置すると小枝が密生しそこに実を付けます。
小枝になった実は小さく、質も悪くなり樹が弱っていきます。
そうならない為に毎年剪定を行います。
時期・・・剪定の時期は落葉後から春の芽吹く前までの11月~2月頃になります。
地域の状態により時期には若干の相違があります。
KAWSUNブルーベリー園では雪が解けきった4月下旬から5月頃に行っています。
剪定の時期は厳格なものではありませんが、葉が茂っている時は枝の状態を見極めずらいのでこの時期をお奨めします。
ポイント・・・枝が折れたり剪定ミスをしても逆にそこから強いシュートが発生します。
強めの剪定をし内部に日光が当り、風通しがよくなるよう心がけます。
実際に剪定してみます。
2年生15cmポット、品種はブルークロップ。
画像は剪定前の状態。
緑の線が剪定予定ライン。
枝の発生予測です。
強い枝を切断すると切断箇所より3本強いシュートが出る。
秋には花芽を形成し翌年結実します。
一年目に発生した細い枝は切断。
剪定完了です。
品種により枝の出方が違いますので次は2年生15cmポット。
品種はジャージーを剪定してみます。
画像は剪定前の状態。
緑が剪定予定ライン。
白点線が発生予測枝。
剪定完了。
2年生の場合3年目は実は付けず4年目から収穫する事になります。